B ヴェトナムで発行の書籍 

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B4974 10 Years of the P.L.A.F., Giai Phong Publishing House, 1971;  「人民解放武装勢力の10年」。限りなく忠実で驚異的な変種で栄光の勝利ある軍としての名声に値する価値があるグエン・ティ・ディン女史スピーチの抜粋)、10年間の成長と栄光の勝利(グエン・ティ・ディン)、民族解放戦線の栄誉ある旗の下に人民武装勢力は急速に成長し素晴らしい勝利を獲得(解放軍紙より)、の全3項目に分けて記載。

本体の本とは別に「南ベトナム人民解放武装勢力のいくつかの写真」と題した
8pp相当の折り込みの写真ページが表紙の内側に挟み込まれている。

本体は
110x190o, 67pp, SC, 英語。 USED 最後のページの裏(68頁目に相当;全体がブランク)にイギリス書店の赤スタンプ押印あり。経年でページの端の方がわずかに変色気味だが、中は全く不具合なし。
3,940

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B4975 An Artist’s Portrait of Vo Nguyen Giap, Ta Duc, Edited by Susan Maguire, Designed by C.David Thomas,Tre Publishing House, 2013; 「ヴォ・フエン・ザップのアーティストの肖像」。筆者タ・ドゥクは1953年ハノイ生まれ、1972年に入隊しハイフォンの対空砲部隊に。その後ハノイ大学で学び、卒業後は人類学者。として活躍。デヴィッド・トーマスは1969年陸軍に入りプレイクで戦闘工兵/芸術家として任務に就いた。現在はIndochina Arts Partnershipのディレクターを務めている。二人は2000年にフエでの文化プロジェクトで出会って以降親交を深めてきた。

ヴォ・グエン・ザップに関する図書は多いが、本書は中部ベトナムの知識人で反植民地主義の家庭に誕生して以降、ハノイを去りホーチミンと共にフランス植民地主義者を打ち負かすための軍隊を創建するまでの彼の姿を描いた。フランスの手による父と妻の死についても。ヴェトナムの詩、絵画、大衆芸術、切手などを配して、彼自身の、あるいはザップを良く知る人々の話を取り入れ、
20世紀のもっとも重要な指導者の一人を作った軍隊について知ることが出来る。前書き以降は関連する資料の写真が多いが、最後はザップ将軍が語った「ベトナム革命軍の父、ホーチミン大統領」が文章で16頁。ヴォ・グエン・ザップを取り上げた書でもユニークな内容!

205x255o, 79pp, HC(DJ), 英語
4,560

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B4976 Ba Trieu's 21st Century Daughters (Stories of Remarkable Vietnamese Women), Irene Ohler & Do Thuy Duong, Women’s Publishing House, 2016; 「バ・チェウの21世紀の娘たち(注目のヴェトナム女性たちの話)」。タイトルのBa Trieu3世紀のヴェトナムの女性戦士の名前である。本書では注目に値する活躍をしている20人のヴェトナム女性を取り上げた。3世代に渡り、既に有名な人、そうでない人世界の中でも最も社会の移り変わりが早いヴェトナムからの貴重な人生の教訓と指導力を共有すべく本書を執筆した。第1部本書の話、第2部成功とチャレンジそれに人生の教訓についての話(CSIP創設者ファム・キェウ・オァン、Deloitte VietnamCEOハ・ティ・トゥ・タィン、フルブライト大学ベトナム総長ダム・ビク・トゥイ、フモン族社会起業家ザン・ティ・ラン、ファッション・デザイナー・フエ・アート・フェスティバルのシニア・アドバイザーダン・ティ・ミン・ハィン、Forbes Vietnamマガジン編集長グエン・ラン・アィン、Divaドー・ミー・リン、ビンディン省人民委員会前女性副議長チャン・ティ・トゥ・ハーなど20人。そして後書き:彼らの話は続く。第3部感想(イレーヌ・オーレル、ド・トゥイ・ズォン)。付録として自己反省のエクササイズ。それぞれの女性は名前の横に顔写真。170x240o,232pp, SC, 英語 3,180

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B4977 Chế Đ Công Đin Công Th Trong Lch S Khn Hoang Lp p Nam Kỳ Lc Tnh, Nguyn Đình Đu, Alphabooks & NXB Khoa Hc Thế Gii, 2016;  「南圻6省における不毛の村落の歴史における公有水田・公有地制度」でGôc Nhìn S Vitシリーズの一冊。第1部(1698-1800年時期の)不毛地の村の歴史とドンナイ=ザディンにおける畑所有制度(3項目)、第2部(1800-1860年)南圻6省において強化された公有水田・公有地制度(4項目)、結論。その後に付録として、農園兵に関する注釈、南圻における安南の古い農園に関する注釈、サイゴンの古い60の村の畑地の問題、など5項目、最後に参考文献。地図8点、各地の農地やその面積などに関するデータを表が10以上。130x205o, 271pp, SC, ヴェトナム語 2,370

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B4978 Chế Đ Thc Dân Pháp Trên Đt Nam Kỳ 1859-1954 Tp 1, Nguyn Đình Tư, NXB Tng Hp Thành Ph H Chí Minh, 2016; 「南圻でのフランス植民地制度1859-1954 1巻」。全2巻で4部まであるが、この第1巻は2部まで。第1部フランス植民地主義の南圻進攻と南圻人民の抗仏闘争(グエン・アィン時代から1858年以前までの越仏関係、仏植民地主義者は南圻6省を占領、南圻人民の抗仏闘争の全3章)、第2部南圻の地であらゆるレベルでのフランス植民地主義の統治(中央、サイゴン市、チョロン市、サイゴン=チョロン地区、カップ・サン・ジャックやバクリェウ・ラクザ・カントなどの市、郡・小群・村といった各レベルでの行政、行政管理組織や司法組織、軍事組織、ヴェトナム人以外のアジア人に対する政策など計10章)、参考資料104点。160x240o, 555pp, SC, ヴェトナム語 4,430

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B4979 Chế Đ Thc Dân Pháp Trên Đt Nam Kỳ 1859-1954 Tp 2, Nguyn Đình Tư, NXB Tng Hp Thành Ph H Chí Minh, 2016; 「南圻でのフランス植民地制度1859-1954 2巻」で第4部南圻の地での仏植民市主義者の植民地改革。[注: 1巻では第1部と第2部までだが、この第2巻は第3部がなく第4部のみである]。第4部は農業開拓、輸送部門開拓、財政部門:税:貨幣・銀行の活動、商業活動、教育活動、文化スポーツ活動、宗教・信仰活動、郵便・通信活動、医療活動、社会活動の全11章。その後に総論と参考資料111点。160x240o, 583pp, SC, ヴェトナム語 4,590

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B4980 Les Curiosités de la Ville de Hanoi, Service Social & Culturel, Imprimerie Sainte-Thérese, Hanoi, 1951;  「ハノイ市の見どころ」で、ハノイに立ち寄る軍人に対し、ハノイの名所旧跡など見どころを紹介した一冊。ハノイのリセ、アルベール・サローの教員ジョルジュ・アザンブル氏がまとめたミニ・ガイドブックである。

名所は当時の仏語名で記されているが、特に取り上げられているのが、プチ・ラック、グラン・ラック、翡翠の島、グラン・ブッダ寺、一柱寺、植物園、東洋地区(絹の道り、広東両替商通り、砂糖通り、薬通り、入植者通り、麻通りなど)、近代地区(ポール・ベール通り、ボビヨ通り、カロー通り)、ドーメル橋、ルイ・フィノー博物館、である。紹介の中で通り名やその他の地名などは多くは越語(符号付が主)でも記載されている。

名所紹介の最後に
1:10,000の折り畳みハノイ地図(広げると29.5x32p)がある。それ以外は前後に広告のページが多数。その広告はハノイに店舗を持つ写真店、キャバレー、ホテル・レストラン、輸送、カフェ、映画館、医院..など。書いてある住所も通りはフランス時代のものでピンと来にくいが、時代を感じさせるものである。

115x155
o, 30pp(本題の「ハノイの見どころ」のみで30pp、その前後に広告ページがあり、前は34pp, 後ろは青緑色のページが32ppなので、合計では100pp近い), SC, フランス語 USED 経年で紙がやや茶色っぽくなっているものの目立つ不具合はなし


5,830

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B4981 Đi T Đin Ch Nôm(大字典𡨸, Vũ Văn Kính, NXB Thi Đi, 2015; 「チュノム大字典」で、初版が1999年、改訂補充しての第2班が2005年に共に国学研究センター、ホーチミン市文芸出版社から出版されている。今回は出版社が変わったが2007年分と全く同じページ数で、緒言なども新しいものはなく、簡単な書誌事項以外は前版と同じなのであろう。160x240o, 1598pp, HC(DJ). 11,040

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B4982 Đi Tìm Du Tích Cung Đin Đan Dương - Sơn Lăng ca Hoàng Đế Quang Trung, Nguyn Đc Xuân, NXB Thun Hóa, 2015;  「丹陽宮殿の痕跡を求めて - クァンチュン王の山陵」、初版は2007年で、これは第1回再版となる。第1部(研究)としてクァンチュン時代の丹陽宮殿、フエ王宮南方でティエンラム寺に近い丹陽陵、消えたズォンスァン府など全7章と補稿及び資料。第2部は(資料=第1部に付け加える研究)として全XII項目、第3部(世論と交流)として全V項目、第4部(第1回再版の補充)として全IV項目、最後に付録(丹陽宮殿研究過程で言及されている歴史人物や作者の小伝)。写真は連番が付与されA.001からA.124bまで。このうち092から122は巻末のカラー写真のページにあり、白黒の123124はそれより前のページにある。160x240o, 423pp, SC, ヴェトナム語 4,900

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B4983 The Document Album of Cu Chi 1960-1975 (L’Album Documentaire de Cu Chi); Duong Thanh Phong, 1994;  「クチのドキュメンタリー・アルバム」で後日No.2が出版されているので、この分が(記載はないが)No.1である。クチはサイゴンの北西に位置する小さな地域だが、戦時中は常に厳しい破壊に直面していた場所であった..。本書は写真家ズォン・タィン・フォンの数千にも及ぶ写真の中から選ばれたもので、クチを鋼鉄の土地、青銅の城砦である名誉ある土地として知らしめた勇敢た人々の勇敢な戦いを紹介するものである...。緒言はあるが、その後はすぐに写真のページとなる。写真は越英仏語のキャプションが付いており、最後は筆者(写真家)紹介、クチ・トンネルについて文章による紹介がある。250x190o, 68pp, SC, ヴェトナム語、英語及びフランス語 4,740
B4984 The Documentary Album of Cu Chi 1960-1975 Album No.2 (L’Album Documentaire de Cu Chi; Khu Di Tích Lch S Đa Đo C Chi), NXB Mùi Cà Mau, 2002;  「クチのドキュメンタリー・アルバム」のNo.2No.1の出版から8年を経過しての出版であり、タイトルが”Document Album..””Documentary Album…”という微妙な違いがあり、No.1の方は出版社名も記されていないが、本のサイズなど全く同じ仕様。ただ掲載写真についてはNo.1と同じく写真家ズォン・タィン・フォンとともに北部ザディンの解放通信社が残していたドキュメンタリー写真も取り入れている(但し、写真ごとのクレジットは入れていない)。250x190o, 79pp, SC, ヴェトナム語、英語及びフランス語。 4,980
B4985 Five Lessons of a Great Victory (Winter 1966 – Spring 1967), Truong Son, Foreign Languages Publishing House, 1967;  「偉大な勝利の5つの教訓(1966年冬〜1967年春)」。1966年冬〜1967年春の勝利と軍事戦術の実施に関する5つの教訓として、敵の戦略的意図を確かめるため我々の戦略的意図と戦闘方法を定義するために行動の規則と能力を正しく評価する必要がある、ほか全5項目。各項目はいくつかの小項目に分けて記載。130x190o, 72pp, SC, 英語 2,810
B4986 Hc Tiếng Th zich za Viêt, Fap, Hoa (Nùng Moncay) (Pratique de Langue Tho traduite en VIêtnamien, Francais et Chinois dit Nùng de Moncay) Tâp I - Tome I, Yên Son, Nha In Quoc-Gia Bac-Viêt, 1950;  「トー語学習:越語、仏語、華語(モンカイ・ヌン語)への訳」」第I巻。

2巻のうちの第1巻で、ここでは、クォクグーを借りてのトー語を書き表すことへの注意、声の出し方の練習、簡単な語彙の練習、複合語の練習、短い文章、翻訳練習の全6課。いずれのページも見開きの左端にトー語文があり、その右に越語、対面ページにヌン語、仏語の訳が記載。説明は左ページが越語、右ページが仏語である。巻末には翻訳練習があり、トー語から越語への翻訳、仏語からトー語への練習が何点か見られる。ここで仏語では(自国語から)自国語への翻訳はversion、(母国語から)外国語への翻訳はthèmeという単語を使う(この「翻訳」の部分、本書の越語では共にzich za)が、トー語→越語はthème、仏語→トー語はversionの語を使っている。また、翻訳練習のページ以降は、ヌン語は見られない。

125x190o, 182pp, HC. 説明はヴェトナム語及びフランス語
USEDで、表紙をめくったページ(印刷なし)の上端近くに前の所有者名(仏人であろう)がペン書きされている。その他は出版後60年以上の経過による一般的な経年古さ程度で、表紙の汚れはやや目立つが、最初のページ(画像下左端)で茶変が強く茶色スポットが見えるものの、それ以降は特記すべき不具合なし。

2冊セットで

38,880

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B4987 Hc Tiếng Th zich za Viêt, Fap, Hoa (Nùng Moncay) (Pratique de Langue Tho traduite en VIêtnamien, Francais et Chinois dit Nùng de Moncay) Tâp II - Tome II, Yên Son, Nha In Quoc-Gia Bac-Viêt, 1950;  「トー語学習:越語、仏語、華語(モンカイ・ヌン語)への訳」」第II巻。

ここでは、第
1巻の続きで、土着民文献の概要(主要民族)、日常会話(尋問の対話)、土着民の詩(道徳、歌...など)。練習に入る前に越語と仏語で、ヴェトバック少数民族同胞と詩文について(土着民の文学)、少数民族の名称について簡単な概要、ノン族、"Tày "Th"2語、最終的に"Tày "とした、と題して記載。会話練習は第1巻と同じく、見開きで左からトー語、越語、ヌン語、仏語。その後は詩はまずトー語原文を示し越語と仏語の要約の訳文があり、詩の中のトー語単語と越・ヌン・仏語の意味が一覧で示されている。尋問は会話と同じくトー、越、ヌン、仏語で。次いで、詩や文章、民歌(かけ合いの愛の歌など)の翻訳(トー語原文から越、仏語へ)があるが、文章の長さは1ページあるいはそれ以上ものもあり翻訳の後にそこで出てきた単語一覧。おおよそはローカルな内容だが、最後に「原子時代」や「朝鮮」を取り上げた練習文もある。本書ではI, II巻とも越語は1950年初めのスペリングであるので、どの語を読むのも大変である。

130x195o, 192pp, HC, 説明はヴェトナム語及びフランス語
USEDで、表紙をめくったページ(印刷なし)の上端近くに前の所有者名(仏人であろう)がペン書きされている。その他は出版後60年以上の経過による一般的な経年古さ程度で、表紙の汚れはやや目立つが、中は特記すべき不具合なし。

B4988 Hset Joan, Tin-Lành Giăng (Tiếng Thượng), Hi-Thánh Sơn-Hà, Qung-Ngãi, 1970; 「ヨハネによる福音書」でクァンガイ省居住の、と思われる少数民族語による。全21章。書誌事項といえる記載はないが、クァンガイ省ソンハ県アライアンス教会が発行(許可番号 88 BTT/PHNT サイゴン 197017日)。言語はTiếng Thượngとある。クァンガイではフレ族Hrêが最も人口の多い少数民族で、続いてコ族Coだがその辺りの少数民族語か?

118
166o, 107pp, SC, ??語 USED 1頁目右上隅近くにある朱印は「白蓮花印」とあるようにWhite Lotus出版社のもの。経年古さをほとんど感じさせないほどで、特記すべき汚れもない。その後海外で印刷されたものとも考えられないではないが、言語はかなりマイナーだ。
6,160

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B4989 Khonh Khc Sàn Din, Quý Linh, NXB Sân Khu, 2014;  「舞台の一瞬」、内部にはサブタイトルとして、「いろいろな芸術家、年月とともに生きる写真」とある。筆者はフルネームでBùi Quý Linh1939年ハイズォン省の生まれ、1985年より8年間にわたって雑誌Sân Khuの代表を務めており、多忙な仕事の合間に繰り広げられる演劇を見て写真を撮ってきた。

撮った写真は
3000ほどにのぼるが、その中から99点を今回初めて公開することとなった。いろいろな演劇の一場面の写真を掲載している。公演中は他の観客の迷惑になるといけないのでカメラのフラッシュは使用できず、一瞬しかないチャンスを逃すことなく写真に収めなければならないが、彼はそれを完璧にまでこなしてきた。本書では各ページ1点の写真に演劇のタイトルのみを越英語で記している。写真は一つの演劇に1点から多いものだと5点のものも。巻末に付録として掲載されている演劇を演じた劇団名、劇タイトル、作者、演出家が一覧表にして示されている。

235235o, 109pp, HC, ヴェトナム語及び英語
6,120
B4990 Thế nào là mt "Tiếng" (word) trong Vit-Ng, David D. Thomas, trích Văn-Hóa Nguy-San, 1962; 「ヴェトナム語の中の「単語」とは何?」で、19627-8月の月刊文化第II7巻と8巻の773-777頁を抜粋したもの。筆者デヴィッド・トーマスはSummer Institute of Linguisticの副理事で、いろいろな少数民族語に関する著書がある。雑誌から抜粋して表紙をつけたごく薄い冊子である。160x245o, 8pp, SC, ヴェトナム語 USED ハーフタイトル頁の右上隅に白蓮花印の朱印。経年により表紙も上下左右端近くの茶変がやや強く、中の紙も茶色っぽいが、それ以外には不具合はなし。 3,500

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B4991 Thơ H Ch Tch, NXB Văn Hc, 1967;  「ホー主席の詩」。表紙をめくって、ハーフタイトルの前のページにホーチミンの白黒写真。本書はホー主席77才を祝って出版したホー主席の詩集で、ベトミンが創立されたばかりの時期、フランス植民地に対する抗戦時代、反米救国の社会主義建設時代に書かれた越文及び漢文の詩の中から選ばれた45篇を掲載している。45篇は越文31篇、漢文14篇で、漢文詩については漢字、その読み、越語訳が記されている。120x180o, 89pp, SC, ヴェトナム語 USED 厚紙風の表紙は縦方向に折り目があるが、ページをめくっても汚れや経年による着色や退色が見られずきれいな状態。

3,570
B4992 Vietnamese for Beginners 1 (Tiếng Vit; Vietnamese for Foreigners), Phan Văn Giưỡng, NXB Văn Hóa-Văn Ngh TP.HCM, 2012;  「初心者の為のヴェトナム語1」。先にB156で紹介した分で初版は1990年、それ以降版を重ね、2011年にNew Editionとなった。最初はカセット・テープ付きだったものが、98年あたりからCD版が出されるようになった。98年版はチェ出版社でありこの分とは出版社が異なる。文字、発音から入り、途中の練習問題も多く、最後は初歩の会話のレベルに。ヴェトナム語の発音システム紹介、ヴェトナム語の文字システム紹介、挨拶、知り合いになる、時間の言い方、どこの国の人、学校へ、学習、食堂で、買い物、タクシーで、飲食、何で行く? など全14課。本書はオーストラリアの教育訓練省の協力を得て作成した。テキスト(160x230o, 143pp, SCCD2枚付。 2,550

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B4993 Vietnamese for Beginners 2 (Tiếng Vit; Vietnamese for Foreigners), Bu Khi & Phan Văn Giưỡng, NXB Văn Hóa-Văn Ngh TP.HCM, 2011; 「初心者の為のヴェトナム語2」。上の1の続きで、この2は初版が1993年(レロイ書店の品番はその再版分でB157)。友人を訪問、果物市場にて、職業、結婚式に出席する、自己評価、郵便局へ、銀行業務、電話をかける、家のレンタル、スーパーマーケットで、等のテーマで合計12課。本シリーズは全て同様だが、練習の為のいらすとイラストが豊富。テキスト160x230o, 167pp, SCCD2枚付。  2,550

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B4994 Vietnamese Intermediate 3 (Tiếng Vit, Vietnamese for Foreigners), Phan Văn Giưỡng, NXB Văn Hóa - Văn Ngh TP.HCM, 2012;  「中級ヴェトナム語3」。「初心者の2」の次がこの3で、3BeginnerではなくIntermediate 3となる。初版は1994年(レロイ書店ではB158として紹介)。本文中にはもはや英語は全く入っておらず、設問なども全てがヴェトナム語。ここまでくると母語が何語かというのは関係なし。ヴェトナム料理、ヴェトナムのテト正月、ヴェトナムの大都市、ヴェトナム人の宗教、移民、商売、オーストラリアのヴェトナム人、ヴェトナム女性、衣服、若者の問題など全12章。途中と最後に練習と評価が入る。巻末の語彙集で英語が見える程度。テキスト160x230o, 123pp, SCCD2枚付。 2,550

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B4995 Vietnamese Intermediate 4 (Tiếng Vit, Vietnamese for Foreigners), Bu Khi & Phan Văn Giưỡng, NXB Văn Hóa - Văn Ngh TP.HCM, 2009;  「中級ヴェトナム語4」。3に続く4でこのシリーズとしては最後のテキスト・CDとなる。B159で紹介したものと同じ内容。文学やヴェトナム語の書籍からの引用文など、ここでは文章も一段と長くなっている。各季節と天気、運送、交通標識、いろいろなレジャー活動、口承文学、ヴェトナムの家族、友情、ヴェトナムのおける教育、職業、社会の安全など全12課で、中ほどと最後に練習と評価がはいる。テキスト160x230o, 138pp, SCCD2枚付。 2,550

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 2017年02月 及び 03月入荷分 
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B4996 Ch Tch H Chí Minh vi Th Đô Hà Ni (sách nh), Đ Hoàng Linh & Nguyn Văn Dương biên son, NXB M Thut, 2010; 「ホーチミン主席と首都ハノイ」写真集。ハノイはホーチミン主席が独立宣言を読み上げヴェトナム民主共和国の誕生を宣言し、民族独立とヴェトナム社会主義の紀元となった場所であり、仏植民地主義と米帝国主義者に対し全国抗戦の呼びかけを書いた所である...。本書はホーチミン主席生誕120周年、首都解放56周年、、そして特にタンロン=ハノイ1000年を記念しての出版である。時代区分として次の3つに区切っている:1. 1945年までのタンロン=ハノイ、2. 194592日から19541010日までの段階、3. 19541010日から196999日までの段階。このうち、最後の3.の部分が全体の3/4を占める。写真は連番が付与され最後は181、いずれもキャプションが詳しい。巻末には脚注と付録(1955年から1969年までのホーチミン主席が首都ハノイの人民に宛てた発表と手紙の一覧53点の一覧)。305x260o, 99pp, HC(DJ), ヴェトナム語 4,770
B4997 La Cochinchine, Photo Nadal, Saigon, 1925;  「コーチシナ」写真集で、発行はPhoto Nadal。このNadalとは人名Fernand Nadalで、1920年代はじめにインドシナに来て、アルジェリア人として初めて同地でビジネス(写真業)を始めた人とされる。中心部のカティナ通りに事務所を構えフランスの新聞、雑誌への写真の提供、あるいは絵葉書や写真本出版などの事業を展開した。

本書はその
Nadalによるコーチシナの写真を集めたもので、総数は456にのぼる。[456 gravures sur cuivreとあるのは直訳すると456の銅版画となるが、当時はそのような語を使っていた] 出版年は記載されていないが、1925年(頃)らしい。

最初にインドシナ総督府政府の
Alexandre Varenneの写真をのせ、以降はコーチシナの全地域を順に回ってそれぞれの地の代表的な光景を写真で紹介。最初はサイゴンから始まり、チョロン、ザディン、ビエンホア(ビエンホア省とモイ族の国で)、バリア(バリア省及びカプ・サン・ジャック)、トゥザウモット、タイニン、タンアン、ミト、ゴコン、ベンチェ、ヴィンロン、チャヴィン、カント、サデク、ロンスェン、ソクチャン、バクリェウ、ラクザ、チャウドック、ハティエンの順。

各省は最初に文字説明で自然地理(省により違いはあるが:場所、地理、水路、気候、道路、鉄路)、行政地理、経済地理(省により違いはあるが:農業、商業輸送、産業、漁業、狩猟、商業、観光などの項目)が各頁とも仏語(左欄)、と英語(右欄)で記載されている。その後は写真ばかりで、キャプションは仏語のみ。写真はチョロン省の
48が最も多く、続いてサイゴンの36、少ない省でも12ほどあるから「コーチシナ」に属する各地の姿を知ることができる。チャウドックにいたという2m20の大男の写真があれば、今ではそれほど有名でもない(?)ハティエンの洞窟写真の種類も多い。

375x275
o, 173pp, SC, フランス語(及び一部に英語も) USED 表紙が透明ビニールで覆われ保護されていることもあり、年代の割には非常に綺麗。ごく僅かな紙の黄変があるか、という程度。非常に珍しい書籍!
54,000
B4998 Đông Kinh Nghĩa Thc (Phong Trào Ci Cách Văn Hóa, Xã Hi, Tư Tưởng Đu Thế K XX), PGS.TS. Chương Thâu, NXB Hng Đc, 2015;  「東京義塾」(20世紀はじめの文化、社会、思想改革運動)。筆者は1935年ゲアン生まれ、史学院の元近代史室長。

本書では全体を大きく
2部に分け、第1部東京義塾と20世紀初頭の文化・社会・思想改革運動(20世紀はじめのヴェトナムの社会情勢、東京義塾の誕生と活動、各地での義塾運動、20世紀はじめにおけるヴェトナム民族の解放闘争運動の中における東京義塾の性質と位置、結論)。第2部東京義塾の代表的人物と講義及び宣伝の学習資料(東京義塾の幾らかの代表的人物、東京義塾の講義・学習資料及び宣伝)。
最後の項目が全体の半分以上を占めるのは資料として国民読版、南国地輿、それにファン・ボイ・チャウやファン・チュ・チンその他の詩文を載せているため。

130x205o, 359pp, SC, ヴェトナム語

*お取り寄せします。ご希望の方はご連絡下さい。(2017年03月22日記)
2,990

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B4999 Final Consonants in Northern Vietnamese, Arthur Colin Day, Summer Institute of Linguistics, Saigon, 1962; 「北ヴェトナム語の末子音」で、これは”Transactions of the Historical Research Institute, s 3” (Saigon, 1962).からのリプリント版。Figure 2, Chart 5 (Front vowels, Central vowels, Back vowels, Unrounded vowels, Glided vowels).付録はA.Charts of Distribution, B.Test words. 160x240o, 22pp, SC, 英語 USED 経年で表紙の上下左右端のあたりが他に比べやや着色している程度で、なかはその辺りも目立たない。 3,790

SOLD OUT

B5000 Hanoi Seasons, Le Quan, Ancient Gallery, 2000; 「ハノイの四季」、画家レ・クァンの作品を集めたもので、アート・ギャラリーが出版。レ・クァンは1953年ハノイ生まれ、ハノイ芸術大学(1973College, 次いで1982University)を卒業。大学時代よりグループの展覧会をいくつか持っておち、1980年に初めての海外展覧会を中国で開催、そして初の個展を2000年ホーチミン市のAncient Galleryで開催するに至った。本書の初めにギャラリーの館長Ngo Tan Trong Nghia氏が書いているようにレ・クァンの作品は変わりゆく季節によるハノイの魅力をたっぷりと表現したものであると絶賛している。他に芸術評論家、美術評論家、ベトナム舞台芸術学院院長などがレ・クァンの絵について感想などを記載。レ・クァンのバイオのあとは最後まで作品のページに。いずれも見開きの両ページで右頁に1点の作品を掲載、左頁にはタイトルとオイル・キャンバスなどの絵の種類、サイズが記載。紹介されている作品は全20点、いずれもその時々のハノイの季節が見事に描かれている。290x210o, 54pp, SC, 英語(前書き等はヴェトナム語でも) 3,520
B5001 Lexique Franco-Biat, E.Hoeffel (Administrateur des Services Civils de l’Indochine), Imp. De l’Union Ng.-Van-Cua, Saigon, 1936;  「フランス語=ビアト語小辞典」で、1936年にサイゴンで出版された。厳密な意味でのビアト語のみでなく、Biat KotあるいはNgan, Biat Neh Bhok,..ビアト語を話すR’ongの方言やStiengとの異種混合によるバリエーションの研究にもなる...。用語集は、アンナンのPrehNongの地域、コーチシナのNongの地域においてでもビアトの分派は一つに過ぎないが、カンボジアとの国境を越えて使用できるとあるから、ビアトBiatとは聞きなれない言語名であるが、主に(ベトナム国境に近い)カンボジア国内にいる民族の言語のようで、ベトナム側にもその分派がいるということ。

本書は、概論、ビアト語の書き換えシステム、略語一覧の後は仏語アルファベット順の辞書になる(仏=ビアトのみで、ビアト=仏はない)。巻末に
4ppの正誤表。165x240o, 198pp, HC. USED ハードカバーは後から付けたか?カバーをめくると最初の2枚(4ページ)は紙が脆くなって端に破れや欠けがあり、中央近く(文字はなし)に穴が開いているところも。経年で全体を通して紙の変色が目立つ。最初、最後の方のページは紙が脆くなっているので端の方で若干の欠けがある
18,850
B5002 La Sơn Phu T (羅山夫子), Hoàng Xuân Hãn, NXB Khoa Hc Xã Hi & dt Books, 2016; 筆写ホァン・スァン・ハン(1908-1996)は別名ラ・ソン・イェン・ホー(La Sơn Yên H)、科学者、古文研究者、史学者でありヴェトナム文化研究者である。1928-36年にフランス留学、36年に帰国しハノイで教鞭をとる。51年より家族と共に渡仏し同地に居住するようになってからもヴェトナム文化の研究を続けた。

アイデンティティと家勢、カィンフン時代のホァンチャウの人物、試験合格の時期、志を変える、教師の時代、
..など全体を25の章に分類して記載。その後に、家勢の祖先(7項目と表、写真と地図の説明、関係する人と土地の一覧)。巻末は付録で、地図、写真、古書コピーなどが36点、最後に漢文の部で漢字のページ。この部分、右開きで70頁強にわたり「羅山夫子阮」。この部分各ページの左上に小さなアルファベットが付けられており、それを用いてPhn Hán Văn「漢文の部」で越語による内容説明をしている。

155x230
o, 391pp, SC, ヴェトナム語

4,680

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B5003 Lính Th Đông Dương Pháp (1939-1952) Mt Trang S Thuc Đa B Lãng Quên, Pierre Daum, Trn Hu Khánh dch, NXB Tr Thc, 2016;  「フランスにおけるインドシナの職業軍人(1939-1952)」(忘れられた植民地史の1ページ)。70年以上にわたり埋もれていた植民地史の1ページが光に当てられるようになった。きっかけはRachid Bouchareb監督の映画Người bán x [注: 仏語タイトルは”Indigènes”

2次大戦の自由フランス軍への北アフリカ軍の貢献と彼らへの差別が論争の的となった]により、仏が大戦で植民地地域の人力を使ったという僅かな人しか知らない事実を大衆に知らしめたことだ。

本書では、職業兵の起源、徴募、フランスへ船で輸送、マルセイユ到着、最初のオフィス:兵器工場、一目散に逃走、キャンプでの生活、仕事、カマルグの稲、ヴィシー政府下での職業兵、ナチスの占領下、フランス住民との関係、戦時中の恋愛、解放の日、ヴェトナムの独立のための闘争、帰還、フランスの土地に残る人たち、回顧を蘇さえる、の全
19章に加えて、結末:現在の彼らの生き様は?として25人の現在を紹介。顔写真(ない者も)、氏名、インタビュー時の年齢、徴募は?(ここでは、普通の労働、通訳、職人、監視など)、居住地(ヴェトナムかフランスかに分かれている)、(インタビューのため筆者に)会った日と場所(2006年又は7年に越又は仏の自宅という例が多)、それに当該者が語る追想を記載。

130x205o, 428pp(+10pp), SC, ヴェトナム語
3,760

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B5004 Nhng Đn Th Bác Tây Nam B, Nhiu tác Gi, NXB Văn Hóa - Văn Ngh, 2015;  「西南部でホーおじさんを祭っている寺院」。数十年が経過しても、全国の、とりわけ西南部の寺院にはホーおじさんを祭っているところが多い、これは単に同地の人々のホーおじさんに対する尊敬の念の強さを示すものというだけではなく、地方人民の伝統的で強固な抵抗運動を歴史的に証明するものでもある。

本書ではカマウ岬地域から、チャヴィン、バクリェウ、ハウザン、ソクチャン、ティエンザン、ロンアン、ベンチェ、それにホーチミン市の順にそれぞれの地のホーおじさんを祭っている寺院を1〜6ヶ所紹介、それぞれは筆者が異なるが様々な新聞や雑誌に掲載されたものを集めている。写真はカラーと白黒が合計で約
50点、その内容は建物そのものよりも、置かれているホーチミン像、遺影、線香台、(仏壇というより)聖壇、訪れる人々などである。

巻末には付録として、ヴェトナム労働党中央執行委員会の呼びかけ(
196993日)、ヴェトナム労働党中央執行委員会の弔辞(レ・ズァン同志)、1969年に高揚されたホーチミン主席の遺言、1989819日の党中央執行委員会政治部の通告(グエン・ヴァン・リン)など。

145x205o, 239pp, SC, ヴェトナム語
2,110

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B5005 Saigon Cà Phê (A Glimpse into Saigon's Coffee Culture), Neil Featherstone, NXB Dân Trí, 2016;  「サイゴンのカフェ(サイゴンのコーヒー文化を垣間見る)」。筆者はオーストラリアの写真家で、2012年よりサイゴンに居を移しており、本書が彼にとって”Hoi An Panorama”2015年;商品番号B4799)に次ぐ2冊目のヴェトナム関連書となる。

緒言のあと、背景、スタイルと味、経験、進化、未来という
5つの章に分けている。他の多くのコーヒー産出国と異なり、ヴェトナムのコーヒー産業は比較的新しいものの1990年以降の発展が目覚ましく、今日ではブラジルに次ぐ世界第2のコーヒー生産国になっている...、ヴェトナムで産出されにコーヒーの95%はロブスターである..、そのほとんどは中部高原のダクラク、ラムドン、ザライとコントゥム省..、量としてはずっとマイナーだがアラビカはより標高の高い地方=例えばラムドンのダラトや北部のソンラ、クァンチで生産される...

そして、街中でコーヒーを飲む人の色々な姿を紹介しているが、誰でも街中を行けば見かける光景が少なくない。」また、「フィルターにより滴り落ちる過程は数分から一見永遠まで
...」とも記して、写真を示した。また50年代に中華街で始まってポピュラーだったとされるストッキングで濾すストッキング・コーヒーについて、わずかに現在に残っている店も紹介。バイクの後にポッドを乗せて通行人などにコーヒーを売るテイク・アウェイ・スタイルを提供する移動コーヒー業、タオダン公園のアウトドアの「バード・カフェ」、サイゴンで急速に店舗数が増えているスターバックス..。コーヒーについて過去から現在、そしてこれからの姿までも予想するかのように色々な写真を掲載している。地方だとまた異なるところもあろうが、これがサイゴンのコーヒー文化ということだ。

245x215o, 147pp, HC(DJ), 英語 
8,420

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  B5006 Tính Cách Con Người Qua Nét Bút (Chiết T Hc), Huỳnh Minh, NXB Lao Đng, 2007; 「筆跡による人の性格」(筆跡学)筆跡や署名により人の心理や性格を研究することについては多くの学者が関心を持ってきた。同じ言語を使う人は多くても、人それぞれ性格や心理が異なるように筆跡やサインも同じものはない。タィンニエン出版社からは前にクァン・バック著「筆跡による人の心理」を出版され好評を博したが、このたびさらに研究成果を供するべくラオドン出版社から「筆跡による人の性格」の出版となった...

本書では全体を
7章に分け、筆跡や署名の例を示して解説していく。筆跡の例は一部で「写真」として連番が付けられ55まで。サインについても同一名のCh ký 19があり、筆跡についてこまかく解説。番号のない署名や筆跡例は他にも多い。一般的な写真や図は一つもなく、代わりに手書きの文字が使われていることになる。

130x190o, 212pp, SC, ヴェトナム語 


1,040

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  B5007 Trnh Công Sơn Tuyn Tp Nhng Bài Ca Không Năm Tháng, NXB Âm Nhc, 2014;  「チン・コン・ソン選集、永遠の歌」。音楽家チン・コン・ソンの作品集で、1998年に同タイトルで出版されている(当店商品番号B206)が、序文が1990年なのでその頃に初版が出たのであろう。タイトルのアルファベット順に全127曲。彼が書いた曲は500を超えるそうで、有名な曲というのも数多いが、誰でも知っている曲というのはすべてここに収められている、といって良い。従って、チン・コン・ソンのファンのみならず、ヴェトナム音楽に関心のある人であれば持っていると参照にする機会は少なくないはずだ。表紙もそうだが、他にもチン・コン・ソンによる油絵作品が4点、それに若干の写真あり。255x250o, 278pp, SC, ヴェトナム語 4,230
B5008 T Đin Nht-Vit Thông Dng (通用的な日-越辞典), The Sakura (Ch biên: Hoàng Quỳnh), NXB Hng Đc, 2015;  通用日越辞典、最初に日本語の発音について簡単に説明したあとは、アルファベット順の辞書となる。日本語は、ローマ字で見出しがあり、次いで「ひらがな」「漢字」である。例) renzoku れんぞく(連続)」、のように。辞書部の最後はZだが、その後に、テーマごとのピクチャー辞典があり、身体、鳥、動物、果物など30ほどのテーマについて各1頁を割り当て、その中にカラー・イラストとそれに該当する日本語が漢字又はかな、とローマ字それに越語で記されている。105x155o, 702pp, SC.  3,025

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B5009 (Văn Hoá Du Lch Châu Á) Nht Bn Quc Đo Trong Trng Hoa Anh Đào, Nguyn Th Hi Yến, NXB Thế Gii, 2007;  (アジア文化観光)「サクラの花の中の島国日本」。同じシリーズで他に、中国、ラオス、カンボジア、マレーシア等がある。

最初に日本総観(一般的事項)のタイトルがあり、その下に日本地図がある。小さな地図なので主要都市のみだが、
KobeがあってKyotoがないのは珍しい。また、北方領土4島は「1945年にソ連により占領」とあり、日本海には矢印でLiancourt Rocks(竹島の英仏名)がある。また、Okinawaの左上にはより大きな文字でSenkaku Shotoの名前がある。どこかからクレームが来そうなこの地図、どこから持ってきたのやら。

一般的事項として、自然と環境、略史、景観、服装、、文化・風俗、日本料理、芸術と伝統的商品、伝統的祭礼。後半は観光として、自然観光のスポット、文化・歴史観光のスポット(一部をピックアップすると、若い都市マクハリ、横浜港湾都市、京阪奈科学都市、香華=奇跡的復活の都市、佐賀=豊富な伝統の都市、
Horyu=日本最古の寺、北の丸公園、Izomo=自然の神秘、国際通り、瀬戸の大橋、明石海峡橋、青函海底トンネル、日本で初のヴェトナム寺..など)、京都=日出る国の広い庭、、幾つかの日本観光ツアー。白黒写真も多いが、いずれも小さい。

120x190
o, 274pp, SC, ヴェトナム語
1,200
B5010 V Đi Thng Mùa Xuân Năm 1975 Qua Tài Liu ca Chính Quyn Sài Gòn, B Ni V Cc Văn Thư và Luưu Tr Nhà Nước Trung Tâm Lưu Tr Quc Gia II, NXB Chính Tr Quc Gia, 2015;  「サイゴン政権の資料をとおしての1975年春季大勝利について」、内務省文書局、国家中央文書アーカイブ図書館による編集で、この分は訂正、補充しての第2回印刷となる。サイゴン政権と1973年のパリ協定、フォクロン陥落からファンラン防衛線まで、スァンロクの死の扉からサイゴン政権の完全な崩壊まで、の全3章に大別して進めている。

タイトルにあるようにサイゴン政権側の資料は、
73年ジュネーブ協定後のグエン・ヴァン・ティエウ大統領のスピーチ原稿、それ以降の各種政府側資料は「秘」の印が押されているものも。ティエウ大統領と米ニクソン大統領のクレメンテでの会見、73227日のチャン・ヴァン・ラム外相の国際会議での演説文、741227日にカオ・ヴァン・ルァン牧師からティエウ大統領に宛てた手紙...。いずれも現物がいくらか縮小され本書の1ページに収められている(下画像参照)。中にはやや文字が小さくなっているものの読み取れるものも多い。そうした文書のコピーは180頁を占めている。

160x240o, 366pp, SC, ヴェトナム語

4,900
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